2018年10月06日

キンエノコロ(Setaria pumila)

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明日には大型台風がまた近づくとか。空一面が雲に覆われています。9:40の気温15℃。
キンエノコロです。
「エノコロ」というのは「狗尾(えのころ)」、つまり犬の子の尾っぽに似ているから名づけられたのだそうで、これが「猫じゃらし」になっちゃうというのも、なんか面白いなぁと思ってしまいました。高橋(2003)は、エノコログサの花穂をネコの目の前で動かすとまるでじゃれてくるように反応するから「猫じゃらし」になって、犬は無反応だったので「犬じゃらし」にはならなかったのでは、と推測しています。
写真では逆光気味に撮るとキラキラ感が増すのですが、スキャンでは残念ながらそれは醸し出すことができませんでした。
2017/09/16

〔参考文献〕
高橋勝雄,2003,山渓名前図鑑 野草の名前 秋・冬,351pp,山と渓谷社
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 10:03| Comment(0) | Etc

2018年10月05日

ハシドイ(Syringa reticulata)タネ

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今は高曇りの様相になりましたが、秋晴れの一日でした。16:10の気温16℃。
ハシドイのタネです。
採取してきたときには果実の中でしたが、部屋においていたら果実が開いてきてタネがこぼれ落ちてきました。
一年ほど前に採取。このころ膝を痛めてしまい、2週に一度ほど整形外科でヒアルロン酸を注射していました。病院の前の街路樹から採取してきたことを思い出しました。
和名の由来を調べたことがありました。これがなんと、よくわからないらしい。牧野(1961)も上原(1961)もひと言も触れていません。辻井先生は『倉田博士が、(燃やすとパチパチ)跳ねることから「走る木」がその語源ではないか、と考察しておられる』と書いています。巻末の出典から「倉田悟,1963,日本主要樹木名方言集」ではないかと思われます。
北海道の林業関係者の間ではドスナラとも呼ばれます(と、私は思っていますが、北海道の方言でしょうか)。以下北方植物園(1968)から引用します。
『ドスナラの名も、こんな(薪として燃やすとパチパチ跳ねて着物に穴をあけた)ところからきたらしい。ハシドイは幹のハダにイボがあり、樹皮はサクラの幹みたいにむけるが、ちょっと見ると、枯枝がナラに似ている。“ドス”とは悪口を強めるときの北海道方言。ろばたで大きくはね、ワタ入れなどにウマの目玉ぐらいの焼け穴をあけられる。思わず「このドス!」。これがドスナラになったのではないか、とアイヌ研究家で知られる詩人更科源三さんの解釈である』。()内は私が加筆。
2017/10/12

〔参考文献〕
牧野富太郎,1961,牧野新日本植物図鑑,1060pp,北隆館
上原敬二,1961,樹木大図説3,1276pp,有明書房
辻井達一,1995,日本の樹木 都市化社会の生態誌,296pp,中公新書,中央公論社
朝日新聞社編,1968,北方植物園,330pp,朝日新聞社

posted by Satoshi SONDA@ARCS at 16:26| Comment(0) | Seed

2018年10月02日

ホオノキ(Magnolia obovata)果実

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まずまずの秋晴れ。台風通過後はやや気温は下がり、私としては薄いコートが一枚必要です。13:30の気温、18℃。
ホオノキの果実です。
昨日、北海道知事公館を散策中に拾ったものです。強風の折に吹き飛ばされたものでしょう。外側から見える部分は真っ赤で傷一つないように見えましたが、裏返して地表面に接した部分を見るとすでに何者かに数十個のタネは食べられた痕跡がありました。どなたが食べたのでしょうね?
ホオノキの果実は先の尖った紡錘形の袋が集まって形づくられてます。袋果の集合果ということになります。袋果の中に2個のタネが入っています。タネはオレンジがかった赤色で、このまま放っておくと袋果の口が開いて中から顔をのぞかせるはずです。しばらく部屋の中において口が開くのを待つことにしましょう。
2018/10/01

posted by Satoshi SONDA@ARCS at 13:56| Comment(0) | Fruit