2015年12月31日

シナノキ(Tilia japonica) 核果・タネの断面

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穏やかな年の瀬を迎えています。曇り、時々陽が差してきます。13:30の気温マイナス2℃。
このブログをご覧いただいているみなさん、一年間ありがとうございます。出張やら何やらが重なり昨年に比べると更新のペースが遅くなってきています。あせらずのんびりペースでいきたいと思っていますので、時々覗いてくださいますようお願い申し上げます。
シナノキの核果・タネの断面です。
シナノキは乾燥していない新鮮なタネをとりまき(採ってすぐに播くこと)すると、翌春には10〜20%程度発芽するといわれています。一方乾燥すると種皮が硬くなるので、乾燥したタネは2〜3年発芽しません。乾燥したタネは硬い種皮の不透水性と胚の休眠という二重の障害で発芽が抑制されます。貯蔵したシナノキのタネを播くには発芽処理が必要になるわけですが、ここでは省略。
大晦日はさらっとでおしまい。
みなさん、よい年をお迎えください。
2015/12/29

〔参考文献〕
森 徳典,1991,北方落葉広葉樹のタネ−取り扱いと造林特性−,139pp,北方林業会

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2015年07月27日

ブタナ(Hypochaeris radicata) タネ

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曇り。13:00の気温27℃。昨日まで仙台にいたのでそれに比べれば暑いとはいえないのでしょうが、十分に暑いです。まだ湿気も残っているような気もします。
ブタナ(タンポポモドキ)のタネ(痩果)です。
傘の骨が裏返ったように綿毛をつけています。これが風に舞ってあちらこちらに飛んでいき、生息域を拡大していっています。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、環境省の「要注意外来生物リスト」にリストアップされています。
https://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/caution/detail_sho.html#40
Scan Botanicaは身近にある植物を採取してスキャンしているので、帰化種や園芸種が多くなってします。そのうち「身近な帰化植物図鑑」になってしまいそうな勢いです。
2015/07/19
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 13:14| Comment(0) | Seed

2015年03月19日

ハクウンボク タネ

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曇り。9:00の気温プラス1℃。
ハクウンボクのタネの断面です。
根は尖った方から出るはずなので、そういう意味では上下が逆さまの画像です。
タネの断面の白く細長い部分が「胚」。
『種子植物の胚は、原則的に根端分裂組織のある幼根、茎頂分裂組織のある上胚軸、両者の中間を占める胚軸、胚軸の上端につく1〜10数個の子葉からなる』とありますが、識別できませんでした。
タネが1個残っていたので、とりあえず播いておきます。
2015/03/12

〔参考文献〕清水建美,2001,図説植物用語事典,323pp,八坂書房
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 09:33| Comment(0) | Seed