2019年02月22日

ホザキシモツケ(Spiraea salicifolia)果殻

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晴れ、2月とは思えない気温が続きます。10:00でプラス2℃です。予報ではこれから1週間ほど最高気温は0℃を越えるとのこと。このまま春を迎えるとは思えませんが、それにしてもこの冬は「暖冬」として記録されるでしょう。
ホザキシモツケの果殻です。
果実の殻、それで果殻と書いたのですが、これは正式名称なのかどうか、どこかで見たような気がするのだけれど思い出せません。
根元にたくさんの毛があります。「こんな毛があったっけ?」と思いながらよく見ると…。「あ〜、これは雄しべかもしれない」。
『円錐花序に径約6mmの花を多数つけ』、とてもモフモフした感じに見えます。モフモフ感の正体が雄しべ。これが花粉を飛ばしたあとも落ちず袋果の根元にくっついた状態になっているのでしょう。花の画像もつければよかったですね。これは後日。
円錐花序の様子はこちらから。
http://scanbotanica00.sblo.jp/article/184524101.html
2019/02/10

〔参考文献〕
佐藤孝夫,2011,増補新版 北海道 樹木図鑑,345pp,亜璃西社
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2019年02月18日

ハンノキ(Alnus japonica)雌花雄花つぼみ

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午後からはいいお天気でした。空の色はもう真冬の色ではありませんでした。19:30の気温マイナス6℃。
ハンノキの雌花・雄花のつぼみです。
2月10日に苫小牧市美術博物館におじゃまして4月からの展示の打ち合わせ、その帰り道「苫東和みの森」に寄って冬芽やらなにやら採取してきました。そのうちの一つです。
スキャンしているときには気づかずにいた雌花のつぼみ、雄花とセットでついていました。実は、今回の展示作品にハンノキを入れてはあるのですが、まだ花の画像がなくて「はてさて…」と思っていたところでした。
室内に入れてから1週間で咲きました、というかその間あまり気にせずにいて、気づいたときには咲いていたといってもいいでしょう。花開いた状態はまた、後日。
枝先についているふたつの楕円形のもの、これが雄花のつぼみです。その下に1個ついている小さな紅い帽子風のもの、これが雌花のつぼみです。
自然状態では、たぶん3月初めくらいから咲き始めるのではないかと思っています。そのころにまた確認しに走ることになります。スキャン画像もデータとして積み重ねようとするとけっこう手間暇かかりますね。
2019/02/10
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2019年02月12日

イタヤカエデ(Acer pictum)芽生え

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また寒さがぶり返したようです。日中、気温はマイナス6℃くらいなのに、風が強かったせいでしょうか、体感気温はもっと低く感じられました。
イタヤカエデの芽生えです。
いま古い写真データを探して見ると、フィールド(札幌)では5月中旬くらいに発芽しています。落葉広葉樹林の中でやや広めの裸地があると、前年散布されたイタヤカエデの芽生えをたくさん確認することができます。ところがこれらの中で秋まで育つものはほとんどないようで、秋に同じ場所に行っても残っているものを見たことがありません。
ということをわかっているはずなのに、何を思ってか、かき起こし実験で稚樹調査を始めてしまったことがあります。かき起こしの翌年けっこう実生が発生していて「しめしめ…」と思ったですが、さらにその翌年も調査を続けるとピンクのナンバーテープだけが落ちていて、稚樹は跡形もなく消えています。想定していたよりも実生の生存率は低く、天然更新はそう容易くはないことを実感しました。
イタヤカエデの芽生えを見ると、このほろ苦い体験を思い出します。
2013/04

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