2020年06月13日

ミニヒマワリ(Helianthus annuus)発芽と本葉

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今年初の札幌真夏日、だったのですが、なんと夕方にはスコールのような土砂降り。ここ数年、このような天気の頻度が高くなったような気がします。21:30の気温は14℃。
ミニヒマワリの発芽状況です。
5月22日に授業の素材として使おうと思ってポットに播いたものが2週間ほどで発芽していました。6月5日にそのうちの1本を掘り採って、小さな試験管に土を入れて移植のような形で持ち帰ったものです。持ち帰ったその日はなんとなく疲れてしまって、6月7日にスキャンしました。
通常の葉ならば萎れることはないはずですが、子葉は違っていました。子葉は本葉が機能を果たすまでの間、胚乳から栄養分を吸収して胚軸に渡したり、初期の光合成を担ったりします。考えてみたら当たり前なのですが、本葉がでて光合成を始めるとその機能は不要になるので、きっと要らなくなるのですね。だから2日の間に萎れてきたのだと思います。
今週の授業では学生たちに植物のスキャンを実際にやってもらったのですが、そのときにこの画像を例として見せながら、子葉が萎れてしまった話をしました。私としては、子葉が急速に萎れるというのを初めて観察したものですから喜び勇んで話したのですが、「ふ〜ん」という手応えでした。こういうつまらないところに感動した話は、共感を得るのが難しい…、かな?
2020/06/07


〔参考文献〕
福原達人,福原のページ(植物形態学・生物画像集など),2.種子と芽生え
https://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/2-1.html 2016/06/13
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2020年01月02日

ツルウメモドキ(Celastrus orbiculatus var. orbiculatus)ツル

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曇りときどき晴。最高気温は0℃を上回ることはありませんでしたが、風もなく穏やかでした。19:30の気温マイナス7℃。
ツルウメモドキのツルです。
採取してきたのは土留め擁壁の上から垂れ下がっていたもの。4〜5本のツルが三つ編みのように絡まり合いながら垂れ下がっていました。「絡むものがなくて、自縄自縛か」なんて冷やかし半分に考えていたのですが、これはひょっとしたら高等戦術かもしれないと思い直しているところです。
ツル植物は何かに絡みながら、あるいは付着しながら上へ上へと伸び、葉を茂らせて光合成を活発にしなければなりません。ツルウメモドキの当年生のツル部分は絡むものがなくても、ビヨーンと徒長することがしばしばあります。勢いよく伸びたはいいけれど、その先につかまるものがないので垂れ下がってしまうのですが…。今回採取してきたツルは、確かに何かに絡まって上に伸びることができない状態でしたが、お互いを編み込むことによって、より逞しい幹(ツル)になって育っているようにも見えました。毛利元就の3本の矢というわけではないでしょうが、ちぎれにくくなったのは確かでしょう。
偶然なのか戦術的なものなのか、よくわかりませんが、植物もさまざまな工夫をして生き延びようとしているのだなぁと解釈することにします。
2019/12/30

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2019年03月27日

ツルウメモドキ(Celastrus orbiculatus var. orbiculatus) ツル

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陽射しは柔らかそうでしたが、まだまだ冬の風です。19:30の気温マイナス1℃。
ツルウメモドキが絡んだ様子です。
ここまでくると『がんじがらめ』という表現がぴったりのような気がします。絡んだ方も絡まれた方もすでに枯れていました。絡まれた方を取り除こうとしたのですが、がっちり食い込まれていてきれいにははずせませんでした。きれいにはずれたらコイルのようで面白いかも、と企んだのですが、残念ながら…。
ここまでぐるぐるに巻いてしまう、そのときのセンサーはどうなっているんでしょう?
2018/12/31
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