2015年08月01日

8月のカレンダー ノラニンジン(Daucus carota ssp. carota) 花

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曇り。8:10の気温21℃。爽やか、といいたいところですが、まだ湿気が残っています。
8月のカレンダー、ノラニンジンの花です。
ヨーロッパ原産の帰化植物ですが、北国の夏を代表する花のひとつになってしまった感があります。
Queen Anne's Laceという英名で知られています。複散形花序の中心部に赤や赤紫の花が出現します。ネットで調べていると、レース編みをしていたアン女王(※)が誤って針で指を刺し、一滴の血がレースに滴ったという逸話から名付けられたとあります。いろいろなところに載っていますので、検索してみてください。
ところでこの紅一点、何なのか。Brian Johnstonによれば「成熟した」ことを示す特徴とあります。これは交配可能になったよというサインを昆虫たちに出しているということなのでしょうか?
いろいろ調べているうちに、陽射しが強くなってきました。エゾゼミの合唱も…。ただ予報では真夏日には至らないようです。
2012/08/13

〔参考文献〕
梅沢俊,2007,新北海道の花,462pp,北海道大学出版会
ブログ紆余曲折: Queen Anne's Lace 「アン女王のレース」
http://blogs.yahoo.co.jp/fdsa233/25911253.html
Microscopy-UK:http://www.microscopy-uk.org.uk/
Brian Johnston,A Close-up View of the Bird's - Nest Weed "Queen Anne's Lace"
http://www.microscopy-uk.org.uk/mag/indexmag.html?http://www.microscopy-uk.org.uk/mag/artapr05/bjwildcarrot.html
※Anne Stuart, 1665年2月6日 - 1714年8月1日)は、最後のイングランド王国・スコットランド王国君主(女王、在位:1702年4月23日 - 1707年4月30日)で、最初のグレートブリテン王国君主(女王、在位:1707年5月1日 - 1714年8月1日)、及びアイルランド女王。ステュアート朝最後の君主。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3_%28%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E5%A5%B3%E7%8E%8B%29
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2015年07月01日

7月のカレンダー イワガラミ(Schizophragma hydrangeoides)花

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曇り、今にも降りそう。8:50の気温16℃。
7月のカレンダー、イワガラミです。
装飾花が1枚なので、花が咲くとツルアジサイとの違いは明らかです。
APG体系では、ユキノシタ科からアジサイ科(Hydrangeaceae)になりました。これなどは、何となく納得できるよな変更です。ユキノシタとアジサイ系の花、「共通点は?」とずっと思ってきたものですから…。
属名Schizophragmaの由来は、『schizo(切れる、裂ける)+phragma(隔壁、壁)。果実が熟すると壁の肋と肋との間で割れて、裂けるため』とあります。確かに、果実は昔のガス灯を小さくしたようで、冬の終わりころになるとガラス面に相当する部分が割れてタネが飛び出すように見えます。hydrangeoidesは『アジサイ属(hydorangea)に似た』。
あっという間に半年が過ぎてしまいました。この春の異常な暖かさで花の脚が速いことも「あっという間」という感覚を助長しているような気がします。時間は同じだが、老齢になるとやることなすことがとろくさくなってきているので「あっという間」という気になるのだよ、という説もあり、これには妙に納得しています。
2013/07/14

〔参考文献〕
牧野富太郎,1961,牧野新日本植物図鑑,1060pp,北隆館
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 09:52| Comment(0) | Calendar

2015年06月01日

6月のカレンダー シャク(Anthriscus sylvestris)

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快晴。8:00の気温18℃。予報では今日も夏日になりそうです。
6月のカレンダー、シャクの花です。
昨日登った藻岩山、ロープウェイの下に見える斜面ではオオハナウドが花盛りでした。私にとっては、セリ科は同定が難しいと思える種類の一つで、毎年のように「う〜ん、わからん」で済ませているものもたくさんあります。この夏は「根室地方セリハンドブック」を持ち歩いて、少しはわかる種類を増やしたいものだとも思います。
2014/06/07

〔参考文献〕
松下(宮野)和江 著・絵 高田令子 編,2008,根室地方セリハンドズック 第2版,72pp,ニムオロ自然研究会

posted by Satoshi SONDA@ARCS at 08:17| Comment(0) | Calendar