2016年03月05日

3月のカレンダー コシアブラ 葉痕

160305_web_C_2016_03_C_sciadophylloides_150308_450.jpg


快晴の一日でした。最高気温は0℃を越したようです。
年度末の「ひと山」、峠を越え下り坂にさしかかって来ました。油断していると危ないのですが…。
3月のカレンダー、コシアブラの葉痕です。昨年の個展で出展しました。来場した方からはさまざまな「妄想」をいただきました。以前Scan Botanica(http://scanbotanica00.sblo.jp/article/115107370.html)で、私は歌舞伎の「隈取り」を連想したと書いたのですが、『入れ墨』・『東南アジア系の民族衣装の模様』というのが多かったと記憶しています。『格子窓から見た昔の里山の風景』とおっしゃった方もいらっしゃいました。画家さんです。なるほど、ちょっと水墨画風で、そう見えなくもないと納得しました。
葉痕なのにさまざまなものに見える、これは自分でもおもしろかった作品の一つになりました。
ところでコシアブラの属名(ウコギ属)が変わっています。Eleutherococcusとする説とChengiopanaxとする説があります。ここではYListに基づいて後者で記載しています。あ〜、ややっこし。
2015/03/08

〔参考文献〕
大場秀章編著,2009,植物分類表,511pp,アボック社
米倉浩司・梶田忠,2003-,「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList),http://ylist.info( 2016年3月5日)
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 20:54| Comment(0) | Calendar

2016年01月01日

1月のカレンダー ノリウツギ 冬芽

160101_web_C_2016_01_131205_300_450.jpg


新年あけましておめでとうございます。
曇りがちですが、穏やかな陽射しが新春を言祝いでくれているようです。10:30の気温マイナス2℃。
1月のカレンダー、干支に因んだつもりでノリウツギの冬芽にしました。
サル顔の冬芽はいろいろあって悩んだのですが、ちょっとキツネザルっぽいけれどこれにしました。どなたかのFBを拝見していて「サルナシ」とあって、ああそういう考えもありか、と発想の貧しさを感じてしまいました。
そういえば、ノリウツギはユキノシタ科(Saxifragaceae)ではなくてアジサイ科(Hydrangeaceae)になりましたね。
今年もボッチラボッチラとアップしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2013/12/05

〔参考文献〕
米倉浩司・梶田忠,(2003-,「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList),http://ylist.info( 2016年1月1日)
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 10:50| Comment(0) | Calendar

2015年12月01日

12月のカレンダー アカミヤドリギ 果実

web_C_2015_12_141221_01-01_10+10_450.jpg


ちょっと晴れたと思ったらまた曇って…。15:20の気温マイナス1℃。昼頃でも0℃だったから真冬日かな。
あっという間に12月です。まだ現場が終わらないので、先生ではありませんが「走り」ます。
12月のカレンダー、アカミヤドリギの果実です。
11月3日にFB上でアカミヤドリギの話を書いたのですが、そのままコピペします。
ヤドリギの基準亜種は、セイヨウヤドリギ(Viscum album ssp. album)で種小名にalbum(albus:白い)と名付けられているように白い果実がつきます。
これに対して黄色い実をつけるヤドリギはセイヨウヤドリギの亜種として位置づけられていて、学名はViscum album ssp. coloratum。
亜種名のcoloratum(coloratus)は「着色した(colored)」という意味で、たぶん黄色い実をつけることから名付けられたのでしょう。
アカミヤドリギ(赤い実をつけるヤドリギ)は学名をViscum album ssp. coloratum f. rubroaurantiacumといい、ヤドリギの品種扱いとなっています。
品種名のrubroaurantiacum(rubroaurantiacus)は「帯赤黄金色の」という意味で、赤い実から名付けられたと思われます。
2014/12/21

※基準亜種:種を命名・記載するときに、基準とした1点の標本を基準標本(タイプ標本・模式標本)という。種の基準標本が含まれる方の亜種を基準亜種という。
〔参考文献〕
豊国秀夫編,2009,復刻・拡大版 植物学ラテン語辞典,386pp,ぎょうせい(初版1987,至文堂)
牧野富太郎,1961,牧野新日本植物図鑑,1060pp,北隆館
朝日新聞社 編,1994,植物用語集+植物分類表,週刊朝日百科 植物の世界 創刊号別冊付録,24pp,朝日新聞社
学名は、米倉浩司・梶田忠 ,2003-,「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList),http://ylist.info( 2015年11月3日)
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 15:32| Comment(0) | Calendar