2019年08月20日

キンロバイ(Dasiphora fruticosa)花と花殻

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お盆が過ぎると急に秋めきます。今日は早来まで行ってきたのですが、行きは霧雨。午前中は何とかお天気がもって作業は無事終了したのですが、帰りは札幌近郊まで来てどしゃ降り。思わず駐車場に避難して雨脚が止むまで雨宿りしました。20:40の気温17℃。
キンロバイの花と花殻です。
キンロバイは、我が家では初夏を告げる花であり、長い花期を過ぎて夏の終わりを告げる花でもあります。植栽して30年。ひと株だけ衰弱してしまった個体はありますが、レンガブロックの際に根締めのように植えた数個体は今もって我が家に夏の彩りを添えてくれます。
キンロバイは以前はPotentilla(キジムシロ属)に分類されていましたが、APG体系ではキンロバイ属として独立して取り扱われています。大場(2009)では、APGUに基づいて編集されていて「キンロバイ属はPentaphylloidesとしてPotentillaに含まれる」という表現になっています。これが米倉・梶田(2003-)ではキンロバイ属はDasiphoraです。米倉・梶田(2003-)はAPGVに沿ってシステムを構築しているとしていることから、APGU→APGVに伴う変更なのかもしれません。植物分類に関する専門誌には目を通していないので詳細は不明です。
この変更、これをアップするために確認して初めて知りました。これからもそういう種類がたくさんでてきそうです。
2019/08/18

〔参考文献〕
大場秀章編著,2009,植物分類表,511pp,アボック社
米倉浩司・梶田忠,2003-,「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList),http://ylist.info
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 21:28| Comment(0) | Flowers

2019年08月02日

シナノキ(Tilia japonica)花

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今日も暑い!!!10:10で31℃。
シナノキの花です。
「仮雄しべ」がどの部分かを確認したくて、再度スキャンしたものです。なかなかうまく撮れませんでした。
仮雄しべは花弁と重なるようにその内側に生え、花糸のように円筒形ではなく平べったい形状です。きっと何かの役割を持ってこのような形状に変化してきたのだと思いますが、それは何だったのでしょう?
2019/07/25


※帯状疱疹がかなり快方に向かってきていると思ったら、この暑さ。けっこう効きます。
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 10:36| Comment(0) | Flowers

2019年07月26日

オオバボダイジュとシナノキの花

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夕刻から降り始めました。一時は強く降ったようですが、今のところ小康状態です。蒸し暑かったです。20:00の気温20℃。
オオバボダイジュとシナノキの花を並べました。
印象だけでいうと、オオバボダイジュはぷっくらとして薄黄色、シナノキは繊細で白っぽく、という感じです。
オオバボダイジュはシナノキに比べて花弁が厚く、シナノキは薄いといってよいでしょう。
昨日、一昨日アップした内容をまとめてみます。
         オオバボダイジュ シナノキ
集散果序の大きさ  6〜10cm     5〜8cm
柄の長さ      2〜5mm      3〜6cm
花弁の長さ     1cm       5mm
総苞葉の毛     星状毛      なし
という違いです。
2017/07/12・15

〔参考文献〕
茂木透 写真,太田和夫・勝山輝男・高橋秀男ほか 解説,2000,山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花2,719pp,山と渓谷社
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 20:18| Comment(0) | Flowers