2018年11月10日

ヨーロッパカエデ(Acer platanoides)紅葉

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お昼過ぎにパラパラきましたが、気温も高く穏やかないい天気。こんな日を小春日和って呼んでいいんでしたっけ?15:10の気温11℃。たいした冬支度はしませんが、除雪機、物置から出しました。
ヨーロッパカエデの紅葉です。
英名はNorway Mapleなので、ノルウェーカエデと呼ばれることの方が多いような気がします。上原(1961)ではヨーロッパカエデを標準和名扱いにしています。
種小名platanoidesは、「プラタナス属に似た」という意味。確かに葉の形が似ています。〜oidesは「〜に似た」という意味。米倉浩司・梶田忠(2003-)で「oides」で検索したところ、1000種以上あるので、条件を絞って再検索するよう指示がでました。すぐ思いつかず「noides」で検索すると、ヒット数117件。樹木でわかりやすいのは…、とスクロールしていくと、ありました。Gardenia jasminoides f. grandiflora=クチナシです。「jasminoides:ジャスミンに似た」ということです。香りが、それとも花の色や雰囲気が?クチナシの現物を見たことがないので、私には判断しかねます。
ところで、ヨーロッパカエデは紅葉する種類なのでしょうか、黄葉する種類なのでしょうか?ネットでは両方の写真がでてきます。はてさて…。
2018/10/10

〔参考文献〕
上原敬二,1961,樹木大図説2,1203pp,有明書房
上原敬二,1961,樹木大図説3,1276pp,有明書房
牧野富太郎,1961,牧野新日本植物図鑑,1060pp,北隆館
米倉浩司・梶田忠,2003-,「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList),http://ylist.info, 2018/11/10


上原敬二,1961,樹木大図説2,1203pp,有明書房
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 16:31| Comment(0) | 葉っぱだより

2018年11月09日

アカナラ(Quercus rubra)紅葉

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風雨、ちょっとした嵐です。9:40の気温9℃。
アカナラの紅葉です。これは札幌市立大学前から拾ってきたもの。
札幌には大きなアカナラの並木があります。道庁の西門から北大植物園に向かう北3条通りです。道警や「かでる」の北側の通りですね。もともとアカナラは1981(明治24)年に北アメリカのアーノルド植物園から送られてきたドングリから苗木をつくって植えられたということです。今、札幌市内に植えられているアカナラは北大植物園で育てられた苗木の子孫らしいです。この北3条通りのアカナラは昭和初期に植えられました。一部には補植されたものもあるようですが、樹齢は90年を超えているでしょう。
街路樹としては、このほかに北3条通りの西13丁目付近や平岸通り(国道453号)にあります。
北3条通りのアカナラの写真です。道庁西門からの撮影、1998年10月27日。ちょっと古かったですけど…。

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高さは25mほどまで大きくなります。植樹マスに植えるにはあまりふさわしくない、というかちょっとかわいそうな 気がします。植物園前のアカナラも剪定されたり下枝を切られたりして、残念ながら自然樹形ではありません。
街の中に木を植えるときにはいろいろ考えなくちゃならないことだらけです。
2018/11/04

〔参考文献〕
村野紀雄,1982,札幌の並木,39pp,北海道大学図書刊行会
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 09:52| Comment(0) | 葉っぱだより

2018年11月05日

ユリノキ(Liriodendron tulipifera)黄葉

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曇り空ながら、今日もまずまずの気温。19:20の気温9℃。
ユリノキの黄葉です。札幌大通公園で拾ってきたものです。
アメリカ中部から東部にかけてが原産地、日本には明治の初めにもたらされたといいます。渡来には2つの説があって、一つは1878(明治9)年オーストリア大博覧会のときに田中芳男さんという人がタネを日本に持ち帰り、新宿御苑で発芽させ栽培したというもの。もう一つは明治初年、アメリカ人のモーレーさんという人が伊藤圭介さんという人にタネを贈り、それを自宅の庭で栽培したというもの。どっちが本当かなんて、もうわからないですよね。
和名の「ユリノキ」というのは、属名Liriodendron=「ユリ+木」で、これがそのまま和名になったのだそうです。属名の由来をもうちょっと詳しく書くと、leirion(ユリ)+dendron(樹木)。花の形がユリに似ているからといくことです。ユリノキの花、とっても高いところに咲いているので実物は見たことがありません。種小名tulipiferaは「チューリップ形の花のさく」ということ。英語名はtuliptreeとかtulip poplar。
とっても成長が速い樹種で、5年で樹高5.73m、10年で8.46m、…、30年で19.80mという記録が残っています。ヤナギ並のスピードです。
ユリノキに関しては「ユリノキという木 魅せられた樹の博物誌」という本が出版されています。ずいぶん昔に買い求めていたものですが、まだ中身を読んでいません。これを機にちゃんと読んでみようかしら。
2011/11/02

〔参考文献〕
牧野富太郎,1961,牧野新日本植物図鑑,1060pp,北隆館
上原敬二,1961,樹木大図説1,1309pp,有明書房
USDA Plants Databasae
https://plants.usda.gov/core/profile?symbol=litu(ユリノキ)
毛藤勤治・四手井綱英・村井貞充・指田豊・毛藤國彦,1989,ユリノキという木 魅せられた樹の博物誌,301pp,アボック社出版局
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 19:45| Comment(0) | 葉っぱだより