2017年10月20日

アカエゾマツ・エゾマツ・トドマツ 葉っぱくらべ

171020_web_picea_abies_3_171014_900_600.jpg


紅葉もすっかり盛りを過ぎてしまいました。我が家は一昨日初積雪、昨日初霜・初氷。冬支度を急がねば、という時期になってしまいました。ドタバタ続きで1ヶ月振りの更新です。
アカエゾマツ・エゾマツ・トドマツの葉っぱくらべです。
月に一度、「花のあとさき」という植物の勉強会でお話ししています。10月の話題はアカエゾマツとアカシデ。
そのときに使用したトウヒ属・モミ属の葉の見分け方の資料です。
ことばで説明すると、次のようになります。
「まずは枝先をぎゅっと握ってみてください。痛くなければ、それはトドマツです。トドマツは葉先が尖っていません。痛い、と思ったら、次に葉を1枚だけ取ってください。親指と人差し指で挟んでコロコロ転がったらアカエゾマツ、扁平で転がらなかったらエゾマツです。アカエゾマツは断面が六角形なので転がりやすいのです」。
20171014
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 19:40| Comment(0) | 葉っぱだより

2017年09月05日

アカイタヤ(Acer pictum ssp. mayrii )葉

170905_web_A_p_mayrii_01_0_w930.jpg


ここ数日いいお天気が続いています。17:40の気温17℃。
アカイタヤの葉っぱです。
昨日の「花のあとさき」で使用したものです。
和名の由来は赤いイタヤカエデということです。何が赤いかというと、芽吹き時の新葉。紅葉はイタヤカエデと同じで、黄色く色づきます。芽吹きどきの新葉、まだ確認できていません。
カエデは「蛙手(かへるで)」、葉の形がカエルの手(足) に似ているからといいます。万葉集に記述されていたそうです。これとは異なる見解もありますが、うまく説明できないので省略します。
あらっ、「イタヤ」の語源を説明し忘れたようです。これは、後日。
〔参考文献〕
上原敬二,1961, 樹木大図説2.1203pp, 有明書房
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 17:53| Comment(0) | 葉っぱだより

2017年08月13日

アオダモ(Fraxinus lanuginosa f.serrata) 葉

170813_web_F_l_serrata_03_White_PC_900.jpg


1日曇天でした。2日遅れの山の日、ということで、円山に登ってきました。えらそうに「登って」というほどの高さではなく標高225mですが…。19:50の気温は17℃。昨日よりは肌寒くは感じられませんが、もう夏は終わりました。
アオダモの葉、昨日の続きです。
学名とアイヌ語名の意味を少し…。
〔学名の由来〕
属名Fraxinusはラテン語由来の女性名詞。セイヨウトネリコのラテン古名。ラテン語のphraxis(分離する)に由来する名といわれるが不明、とあります。
種小名lanuginosa(←lanuginosus)は綿毛のある、軟毛のあるという意味の形容詞。
品種名serrata(←serratus)は鋸歯のある。
〔アイヌ語名の由来または意味〕
「山の・木」という意味です。
「川の・木」というのがあるかどうかまではわかりませんでしたが、ハンノキはニタツ・ケネ(湿地のハンノキ)とかサル・ケネ(湿原のハンノキ)という名前でした。ケネはケヤマハンノキのことで、樹皮を傷つけると赤い樹液がでることから、ケム・ニ(血の・木)が語源だそうです。
2009/05/25

〔参考文献〕
牧野富太郎,1961,牧野新日本植物図鑑,1060pp,北隆館
更科源蔵・更科光,1976,コタン生物記T 樹木・雑草篇,265pp,法政大学出版会
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 20:09| Comment(0) | 葉っぱだより