2019年01月14日

ヤチダモ(Fraxinus mandshurica)冬芽と枝の断面

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この連休、とても天気に恵まれ、今日はほぼ快晴です。ただしその分朝の冷え込みは厳しく、この冬の最低気温を記録したかもしれません。15:20の気温マイナス3℃。
ヤチダモの頂芽、側芽と1年生枝の断面です。
米倉ほか(2003-)によれば、現在、学名はFraxinus mandshuricaとなっています。これまで使ってきたFraxinus mandshurica var. japonicaはsynonymとなっています。
頂芽の形は、斎藤(2009)によれば『大きく円錐形またはピラミッド形をして…、1対の予備芽ないし頂生側芽をともなう』とあります。この画像ではそれがよく見えませんが、拡大すると予備芽が確認されます。また1年生枝はについては『きわめて太く、径6〜12mmあり…、鈍い4稜をもつ』と記述されています。側芽は十字対生となっています。そして側芽の位置では枝が側芽のついている方向に扁平になっています。画像の右下の状態です。次の側芽の位置では扁平の方向が90度ねじれます。画像右上の断面は、ねじれの変換点付近で切断したものです。このあたりは『鈍い4稜』というよりも円形に近くなります。
2年生枝以降はどんなふうになっているのでしょう?今回はそこまで気が回らずに採取してきました。次回以降、3年生枝あたりまで気をつけて観察してきたいと思います。
2019/01/13

〔参考文献〕
米倉浩司・梶田忠,2003-,「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList),http://ylist.info
斎藤新一郎,2009,フィールド版落葉広葉樹図譜,399pp,共立出版
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 16:02| Comment(0) | 冬芽
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