2019年06月22日

コデマリ(Spiraea cantoniensis)つぼみ

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朝5時過ぎから雷雨。まるで熱帯のようと思ったけれど、肌寒い。11:20の気温16℃。今日は苫小牧和みの森に「森づくりキャンプ」のお手伝いに行く予定でしたが、昨日の天気予報で延期ということになり、今日はのんびりしています。
コデマリのつぼみです。
側面から見たときのシェイプが好きで、一度スキャンしてみようと思っていました。
コデマリがあるからオオデマリもあります。コデマリはバラ科シモツケ属ですが、オオデマリ(Viburnum plicatum var. plicatum f. plicatum)はレンプクソウ科ガマズミ属(Adoxaceae Viburnum)。同じ仲間にテマリカンボク(Viburnum opulus var. sargentii f. hydrangeoides)があります。一方、バラ科にも「テマリ」がつく種がありました。テマリシモツケ(Physocarpus amurensis)です。名前はシモツケですがシモツケ属(Spiraea)ではなく、テマリシモツケ属(Physocarpus)。原産地は東シベリアから中国東北部・朝鮮半島で、1854〜1860年に北アメリカに渡り日本には大正初年に渡来したとあります。北アメリカに渡って50年ちょっと経過してから日本に、ということになります。
2019/06/06

〔参考文献〕
米倉浩司・梶田忠,2003-,「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList),http://ylist.info ,2019/06/22
上原敬二,1961,樹木大図説2,1203pp,有明書房
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 12:15| Comment(0) | Flowers

2019年06月16日

コデマリ(Spiraea cantoniensis)つぼみ

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雨、一時曇り、という感じの一日でした。18:40の気温13℃。
コデマリのつぼみです。
何がどうしたということではありません。つぼみをスキャンしたらかわいかったから。たまにはこういうのもありですよね。
ところでこの樹種、原産地は中国なのですが、渡来時期が不明でしかも相当古いと推測されています。種小名のcantoniensisは「(中国)広東の」という意味。
2019/06/06

〔参考文献〕
上原敬二,1961,樹木大図説2,1203pp,有明書房
牧野富太郎,1961,牧野新日本植物図鑑,1060pp,北隆館
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 19:22| Comment(0) | Flowers

2019年06月15日

ハスカップ(Lonicera caerulea ssp. edulis var. emphyllocalyx)果実 断面

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小雨のち風雨。16:30の気温14℃。
ハスカップの未熟な果実の縦断面です。
ハスカップは一つの子房から二つの花が咲いているように見えます(http://scanbotanica00.sblo.jp/article/185410000.html)。実は1個の子房から花が二つ咲いているわけではなく、「子房合着(合一)」といって二つの子房がくっついているので、それぞれから咲く花があたかも一つの子房から咲き出したように見えているのです。苫小牧市美術博物館で展示に行ったとき学芸員の方と話していて、「子房が合着(合一)しているところを見たことがありますか?」。お互いにないよねってことなり、じゃぁ今度やってみましょうね、ということにしていました。
6/8に学生を連れて苫小牧市美術博物館に行った際に、隣接する公園の管理者にお願いして数個未熟なハスカップの果実をいただいてきました。帰ってきてこの未熟な果実をカミソリで縦に切ってみると、確かに膜のようなものが確認されました。これが二つの子房が合わさった様子かと納得していましたが、これを書くために調べていると、どうも横断面の方が子房が二つあることがわかりやすいようなことが記述されていました。
来週、苫東和みの森に「森づくりキャンプ」の手伝いに行くので、再度ハスカップの果実を採ってきて確認してみます。
2016/06/08

〔参考文献〕
福岡誠行,1994,ケヨノミ 週刊朝日百科 植物の世界009,1-284〜1-285,朝日新聞社

※学名はクロミノウグイスカグラ(Lonicera caerulea ssp. edulis var. emphyllocalyx)としています。正直なところケヨノミ(Lonicera caerulea ssp. edulis)との区別はついていません。
※いろいろ調べているときに、とても面白い話題に出逢いました。
安田千夏,2016,《図鑑の小窓12》ハスカップ「不老長寿の妙薬」てんまつ記,月刊シロロ,2016年4月号,アイヌ民族博物館
http://www.ainu-museum.or.jp/siror/monthly/201604.html#02 2019/06/15閲覧

posted by Satoshi SONDA@ARCS at 18:12| Comment(0) | Fruit