2019年04月29日

フッキソウ(Pachysandra terminalis)花

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今日も快晴。滝野公園に出かけましたが、公園で20℃。札幌市内よりは2℃低いので、市内は22℃ほどまでに気温が上昇したでしょう。21:50の気温は7℃。
フッキソウの花です。
茎の先端に短い穂状花序がつきますが、これには雄花と雌花があります。この画像では先端が茶色っぽく見えるのが雄花、葉の付け根にあり花柱の先が二つに分かれているように見えるのが雌花です。雌雄同株です。まれに雌雄異株があるそうですが…。
花序の上部は雄花、雌花は花序の付け根付近に5個程度つきます。この画像の花序では雌花は4個でした。雌花は2本の花柱があってそれぞれ反り返っているので、1本の花柱の先端が分かれているかのように見えます。雄花の雄しべは白色で太く、属名Pachysandraはギリシア語の「pachys(太い)+andros(雄しべ)」に由来するといわれています。種小名terminalisは「頂生の」。この個体はまだ雄花が開いていない状態のようで、まだ雄しべは長く伸びていません。「長く太い雄しべ」、連休中に確認してみます。
ツゲ科フッキソウ属(Buxaceae Pachysandra)は『東アジアに4種、北アメリカ東部に1種が隔離分布しており、氷河期以前の温暖な北極をとりまくようにして分布していた第三紀周北極植物群の遺存植物であると考えられている』とのこと。第三紀周北極植物群については後日詳しく調べたいと思っています。
2019/04/28

〔参考文献〕
永益英敏,1995,フッキソウ,週刊朝日百科 植物の世界,39,4-67〜4-68,朝日新聞社
牧野富太郎,1961,牧野新日本植物図鑑,1060pp,北隆館

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2019年04月28日

タマゴケ(Bartramia pomiformis)

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とても気持ちのよい一日でした。昨日は苫小牧市美術博物館 特集展示「植物細事記」の初日で、展示解説会のため苫小牧に行っていました。今にも雪が降ってきそうな寒空で、支笏湖経由は危ないかもしれないと思って36号線経由でした。昨日の最高気温は一桁、今日はたぶん15℃を越えたでしょう。19:30の気温10℃。
タマゴケ(たぶん)です。
今日の「ときわ自然散歩(自然ウォッチングセンター主催)」でみなさんと観察したものの一部をいただいてきました。
ずいぶん昔のことになりますが、東三郎先生が追分向陽塾を閉めるときに、行き場がなくて余った書籍をもらってきたなかにコケの図鑑がありました。自分でコケに手を出すことはなかろうと思い、ある方に貸しました。というか、「ずっと預かっておいてね」という感じ。まだ残してあるかなぁ…。今度訊いてみよう。
で、タマゴケ。ネットで検索すると、販売や苔テラリウムといった話がたくさん出てきます。あら、そうなの、というあたりでお終いにします。
そういえば、苫小牧市美術博物館 特集展示「植物細事記」のことをこのブログでアナウンスするのを忘れていたようです。2019年4月27日(土)〜6月23日(日)の会期です。
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詳しくは、苫小牧市美術博物館のHPからご覧下さい。
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hakubutsukan/tenrankai/saiziki.html

2019/04/28

posted by Satoshi SONDA@ARCS at 19:59| Comment(0) | moss

2019年04月25日

チオノドクサ(Chionodoxa luciliae)花

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お昼ころから晴れています。昨日は20℃越えなのに、14:00現在10℃。まったくどうなっているんだろう。
新年度になってからまだ一度もアップしていませんでした。年度末のドタバタを乗り切ったと思ったら、苫小牧市美術博物館での展示の準備、それが終わったら授業の準備と引き続きドタバタしていました。
チオノドクサの花です。私は「キオノドクサ」で一度インプットしてしまったので、チオノドクサは言いにくい感じがします。
我が家の「春一番」の花です。今年は例年よりも気温が高く、チオノドクサやキタコブシの開花は1週間ほど早いのではと感じています。チオノドクサは19日ころ咲いたようです。
前回アップしたときにはユリ科としていましたが、APG体系ではキジカクシ科(Asparagaceae)になっていて、アスパラガス(Asparagus officinalis var. altilis)と同じ科になっています。
http://scanbotanica00.sblo.jp/article/121211214.html
2019/04/25
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 14:10| Comment(0) | Flowers