2019年02月21日

ハンノキ(Alnus japonica)果実とタネ

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青空が広がり、気温もプラス。とても2月とは思えない暖かさです。19:40の気温マイナス4℃。
ハンノキの果実とタネです。
3月末〜4月初めに開花、たぶんその直後に受粉。以前5月初めに苫小牧にハンノキを採取しに行ったときにはすでに小さいながらも結実していました。この画像は9月中旬に採取したものです。
このハンノキの果実を採取してきた場所には、ヒロハハンノキ(Alnus x mayrii nothovar. glabrescens)もあります(葉で同定)。ヒロハハンノキはハンノキ(Alnus japonica)とヤマハンノキ(Alnus hirsuta var. sibirica)の交雑種であるとされていますが、次代検定がどうなっているのかは不明です。というか、わかっていないから学名では交雑種のまま「×」と表記されているのでしょう。ところで、ヒロハハンノキの学名で使用されている「nothovar.」の「notho」は『偽の意味 交雑種などで亜種以下に相当する場合、nothovar. / nothof. のように使われます』ということです。
気になっているのでヒロハハンノキもう一度探してマーキングしておきたいと思っているのですが、探しきれなくています。今年の夏の宿題にしておきましょう。
2018/09/17

〔参考文献〕
学名の見方10,野山の花たち -東北と関東甲信越の花-,
http://hanatachi.sakura.ne.jp/pl_y2/sub/gaku_n0.html ,2019/02/21
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 19:35| Comment(0) | Fruit

2019年02月19日

ハンノキ(Alnus japonica)開花

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曇り、最高気温はプラス4℃。中通りは水たまりでいっぱいでした。21:50の気温0℃。
ハンノキの開花状況です。
といっても花弁はなく、尾状の雄花からまき散らされる花粉で開花したことがわかります。昨日アップしたつぼみの状態も並べました。雌花のカバー(正式な名称がわからないので)がちょっととれて赤みが増して見えます。図鑑によれば自然状態の開花は4月ということです。室内では、採取してから1週間で咲いてしまいました。
実は最初にスキャンしたときの花粉の量はすさまじく、雄花が見えなくなるくらいでした。画像としてはちょっと使いにくいので、この画像は一度スキャナーのガラス面から枝先を持ち上げて花粉を拭き取り、再度スキャンしたものです。
カバノキ科などの花をスキャンするときには、この花粉がフワフワするのではと感じてしまいます。花粉症じゃなくてよかった、と思います。ただ、私はウルシには弱いので、あるとき種不明のまま冬芽をスキャンしたら、同定する前にかぶれて赤くなり、身を以てヤマウルシであることが判明したという笑えない話もあります。
2019/02/17

〔参考文献〕
佐藤孝夫,2011,増補新版 北海道 樹木図鑑,345pp,亜璃西社
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 22:13| Comment(0) | Flowers

2019年02月18日

ハンノキ(Alnus japonica)雌花雄花つぼみ

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午後からはいいお天気でした。空の色はもう真冬の色ではありませんでした。19:30の気温マイナス6℃。
ハンノキの雌花・雄花のつぼみです。
2月10日に苫小牧市美術博物館におじゃまして4月からの展示の打ち合わせ、その帰り道「苫東和みの森」に寄って冬芽やらなにやら採取してきました。そのうちの一つです。
スキャンしているときには気づかずにいた雌花のつぼみ、雄花とセットでついていました。実は、今回の展示作品にハンノキを入れてはあるのですが、まだ花の画像がなくて「はてさて…」と思っていたところでした。
室内に入れてから1週間で咲きました、というかその間あまり気にせずにいて、気づいたときには咲いていたといってもいいでしょう。花開いた状態はまた、後日。
枝先についているふたつの楕円形のもの、これが雄花のつぼみです。その下に1個ついている小さな紅い帽子風のもの、これが雌花のつぼみです。
自然状態では、たぶん3月初めくらいから咲き始めるのではないかと思っています。そのころにまた確認しに走ることになります。スキャン画像もデータとして積み重ねようとするとけっこう手間暇かかりますね。
2019/02/10
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 19:53| Comment(0) | Etc