2019年02月13日

エゾノコンギク(Aster microcephalus var. yezoensis)花

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青空が覗いていた一日でした。ブラインドを閉じて画像処理をしていたので、詳細は不明です。17:00の気温マイナス9℃。
エゾノコンギクの花です。4月末からの展示に向けての作品の一つです。
標準的な個体を、と思いながら採取しては来るのですが、なかなか難しいです。エゾノコンギクにしてはちょっとピンクが濃いような気がします。エゾノコンギクはかなり白っぽいものからピンクのものまであるので、許容範囲の中ということにしておきます。
梅沢さんの新しい図鑑(梅沢俊,2018,北海道の草花,399pp,北海道新聞社)では、『ノコンギク:Aster microcephalus(エゾノコンギク)』という表記になっています。で、『北海道産は大形でエゾノコンギクと区別されることがある』。前の図鑑(梅沢俊,2007,新北海道の花,462pp,北海道大学出版会)ではエゾノコンギク(Aster microcephalus var. yezoensis)でした。分類が変更になったのかどうか、手持ちの資料だけでは調べられません。キク科は変わることが多いので、素人にはちょっと荷が重い気がしています。
2017/09/16・2018/09/23

〔参考文献〕
本文中の2冊のほか
大場秀章編著,2009,植物分類表,511pp,アボック社
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 17:40| Comment(0) | Flowers

2019年02月12日

イタヤカエデ(Acer pictum)芽生え

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また寒さがぶり返したようです。日中、気温はマイナス6℃くらいなのに、風が強かったせいでしょうか、体感気温はもっと低く感じられました。
イタヤカエデの芽生えです。
いま古い写真データを探して見ると、フィールド(札幌)では5月中旬くらいに発芽しています。落葉広葉樹林の中でやや広めの裸地があると、前年散布されたイタヤカエデの芽生えをたくさん確認することができます。ところがこれらの中で秋まで育つものはほとんどないようで、秋に同じ場所に行っても残っているものを見たことがありません。
ということをわかっているはずなのに、何を思ってか、かき起こし実験で稚樹調査を始めてしまったことがあります。かき起こしの翌年けっこう実生が発生していて「しめしめ…」と思ったですが、さらにその翌年も調査を続けるとピンクのナンバーテープだけが落ちていて、稚樹は跡形もなく消えています。想定していたよりも実生の生存率は低く、天然更新はそう容易くはないことを実感しました。
イタヤカエデの芽生えを見ると、このほろ苦い体験を思い出します。
2013/04

posted by Satoshi SONDA@ARCS at 21:51| Comment(0) | Etc

2019年02月11日

ミズナラ(Quercus crispula)芽生え

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ほぼ快晴、気温もお昼過ぎにはマイナス1℃。とても穏やかな雪祭り最終日です。さきほど円山方面まで行ってきたのですが、道路はいずこも路面が出ていてとても走りやすい状態でした。
ミズナラの芽生えです。
ミズナラの芽生えはほかの樹種と違って、林内でも比較的出会う機会が多いという気がしています。ある程度注意を払いながら歩かなくてはならないのは当然ですが…。画像の中央のものは庭に播いて育てたものでしたが、両端のものは近くの裏山で見つけて、いただいてきたものです。
ミズナラなどのコナラ属のタネは地中子葉型(地下子葉性)の発芽、つまり地上部に子葉(=双葉)が出ないタイプの発芽です。コナラ属では堅果(=ドングリ)が子葉で、栄養貯蔵器官として機能していて、しばらくは子葉からの栄養分で成長するようです。ドングリが萎びてしまった画像も撮ったように記憶しています。これはいずれ。
〔参考文献〕
森 徳典,1991,北方落葉広葉樹のタネ−取り扱いと造林特性−,139pp,北方林業会
斎藤新一郎, ,広葉樹のタネ,光珠内季報,42,2,北海道立林業試験場
(うまくデータベースにアクセスできず、発行年等不明)
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 16:09| Comment(0) | Etc