2018年10月11日

ナナカマド(Sorbus commixta)果実とタネ

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曇り、ときどき陽が差します。9:40の気温17℃。
ナナカマドの果実とタネです。
北海道ではナナカマドの豊凶の差を感じたことはありませんが、暖かい地方では凶作年というのが数年に1回程度あるようです。
ナナカマドの果肉には発芽抑制物質が含まれているようで、果肉がついたまま播種しても発芽率は非常に低くなるので、果肉を取り除いてから播く必要があるそうです。
以前、札幌市の墓園に隣接するカラマツ林で里山の活動をしていたことがあります。無数のナナカマドが天然更新していました。墓園内にはナナカマドがたくさん植えられていて、これらが母樹となってタネがカラマツ林内に散布されただろうと推定しています。きっと鳥が食べて果肉を取り除いた状態で林内に散布されたから発芽しやすくなったと考えられます。
2018/10/10

〔参考文献〕
勝田柾・森 徳典・横山敏孝,1998,日本の樹木種子 広葉樹編,410pp,林木育種協会
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 10:25| Comment(0) | Fruit