2018年10月27日

カスミザクラ(Cerasus leveilleana)紅葉

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午前中は警報が発令されるほどの大雨でした。札幌気象台のAMEDASデータによれば27日午前0時から午後0時までの12時間で60.5mmの降水量、午前10時〜11時までが最も雨脚が強く、時間雨量は22mmとなっています。私が住んでいる札幌市南区はこれよりももっと降ったのでしょうね。日中は比較的暖かく感じられ、17:30の気温は12℃。
カスミザクラと思われる落ち葉の紅葉グラデーションです。
実のところ、私はエゾヤマザクラとカスミザクラの葉の違いがよくわかっていません。これらの葉は大通公園に植栽され、カスミザクラの樹名板がつけられている樹木の根元から採取してきたものです。エゾヤマザクラは葉柄は無毛、葉の下面(裏面)は微粉白色・無毛であるのに対し、カスミザクラは葉柄に多少の開出毛があり、葉の下面は淡緑色または緑色で光沢があって開出毛があるとされています。紅葉し落葉した状態ではこれらの特徴は確認できませんでした。
来春、花とともに再確認ということにします。
2018/10/26

〔参考文献〕
上原敬二,1961,樹木大図説2,1203pp,有明書房

※AMEDAS
https://tenki.jp/amedas/1/2/14163.html
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 18:22| Comment(0) | Leaf

2018年10月26日

カラマツ(Larix kaempferi)

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曇り。11:10の気温、14℃。まだコートなしの元気な人もいるけれど、私にゃちょっと無理ですな。
カラマツの黄葉です。4年前のもの、はて、今年はどうかしら?昨日は道北方面だったのでカラマツは少なく、黄葉の状態は印象に残っていません。
これを見ていると、葉先の方は光が十分に当たるのでクロロフィル(緑の色素)の分解が遅く、「光合成がんばってます」という感じ。同じ葉でも光が十分にあたらない根元の方は、クロロフィルは分解されてカロテノイド(黄色の色素)が目立ち「黄葉」となっています。
葉の紅葉・黄葉はクロロフィル・カロテノイド・アントシアニンで説明されますが、同じ一枚の葉でもグラデーションで変化したり、葉脈を隔てて異なる色になったり、不思議です。
2014/10/12
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 11:28| Comment(0) | Leaf

2018年10月23日

ヤマモミジ(Acer amoenum var. matsumurae)紅葉/黄葉

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朝方には降っていたようですが、起きたころには雨は止んでいました。でも何となく降りたそうにしている一日です。15:20の気温14℃。
ヤマモミジの紅葉です。5年も前のものですが…。
日中と夜の寒暖の差が大きいほどきれいに紅葉するのだそうですが、今年の秋は何となくだらだらと気温が下がってきて、「錦織りなす…」とまではいかないようです。
紅葉・黄葉の仕組み、あちこちのページに出ているので詳しいことは省きます。黄葉は葉緑体に含まれるクロロフィル(緑の色素)が分解してくるので、もともと含まれていたカロテノイド(黄色の色素)が目立ってくるために起こります。一方紅葉のメカニズムはちょっと複雑です。葉を落とすための離層というコルク質が形成されて葉と枝の物質移動を妨げるため、光合成でつくられたブドウ糖が移動できず葉に蓄積されます。これが紫外線に反応して分解されてアントシアニン(赤の色素)が形成され、やがてクロロフィルは分解されてなくなるので赤くなるのです。
この葉っぱたち、同じヤマモミジから落葉したものです。黄色い葉っぱはアントシアニンが形成される前に落ちてしまったのでしょうか?
2013/10/28

〔参考文献〕
国立科学博物館,ホットニュース,「紅葉」・「黄葉」のしくみ,
http://www.kahaku.go.jp/userguide/hotnews/theme.php?id=0001217205482884&p=2, 2018/10/23
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 16:06| Comment(0) | Leaf