2018年08月17日

ヤチダモ(Fraxinus mandshurica)果実 タネ

web_180817_F_mandshurica_FR_171021_40_02_1200_PC_900.jpg


今日も朝から雨、気温は8:40で12℃。足早に秋が訪れています。
ヤチダモの果実とタネです。
だいたい1年おきに結実のよい年と悪い年が繰り返されます。去年採取しておいてよかった、ということになります。
タネは発芽促進処理をしないと発芽までに2年かかるといわれています。ただ9月ごろに採取したタネは翌春発芽するのに対して11月・12月に採取したタネは翌春には発芽しません。散布された翌年に夏の暑さと冬の寒さを体験しないと発芽しないようです。
勝手な想像ですが、毎年結実するわけではないヤチダモは、2年がかりで発芽する機構を獲得することによって毎年子孫を残す工夫をしているのかもしれません。
2017/10/21

〔参考文献〕
森 徳典,1991,北方落葉広葉樹のタネ−取り扱いと造林特性−,139pp,北方林業会
永井憲雄,1991,アカイタ ヤ とヤ チ ダモの埋土種子の生存と休眠性,日林北支論,39,27-28
posted by Satoshi SONDA@ARCS at 09:29| Comment(0) | Fruit