2017年08月12日

アオダモ(Fraxinus lanuginosa f.serrata) 葉

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連休に入ったとたんにぐずついた天気で、今日はいち日雨模様。気温も低く、もう夏は終わったか?という感じです。19:20の気温15℃。
アオダモの葉です。
何かと使う機会がでてきたので、これまで撮りためた木の葉のスキャン、整理し始めました。ときどき、ということになるかと思いますが、とりあえず五十音順で。
〔和名の由来〕
 諸説あります。
@田茂木説
 水田の畔によく植えられていてタモノキ(田茂木)と呼んでいたのが広まった。
A霊(たま)説
 自然信仰の対象にされ「霊(たま)」と呼ばれていたことから。
B撓む木説
 トネリコ属の木は材がきわめて粘り強く、力いっぱい曲げても折れることがありません。とても「撓めやすい」性質があります。この性質から「撓む木」といい、タムキ→タモキ→タモノキ→タモと変化したと考えられています。
 @・Aは原典がわかりません。@はハサギとして用いられていたことを指すのでしょうが、年代的にどうでしょう?Aは漠然としすぎていて「?」です。
 アオダモの「アオ」は、この木の枝を切って水に漬けておくと青色の蛍光を発するからだといわれています。
 ところでトネリコの語源はというと…。私の手持ちの資料では探せませんでした。ネットでググると見つかりました。「新木偏百樹 とねりこ」からです。
『トネリコの名の由来はいくつかある。昔、写経の際に樹皮を濃く煮つめ、墨を混ぜ、共に練り(共練濃ともねりこ)、ニカワ状のようにしたことから、トモネリコ(共練濃)が転訛したという説。
トネリコの枝にはカイガラ虫がよくついて白?を分泌する。これをトネリというが、この?を敷居に塗ると戸の滑りがよくなるのでトスベリの方言もある。このこ とからトヌリキがトネリキ、そしてトネリコとなったという説。
 最後に植物学者の牧野富太郎博士はものを束ねるためその枝を10回もねじって結束することからという意味のトウネリ(十練り)から生じたという説を立てている。』

 お盆休み、少しのんびりです。天気も悪いので、これまでのスキャンデータの整理やらなにやら、ダラダラやっているところです。
2009/05/25

〔参考文献〕
佐野雄三,2011,ヤチダモ・アオダモ,伊東隆夫・佐野雄三・安部久・内海泰弘・山口和穂,カラー版 日本有用樹木誌,210-211,238pp,海青社
深津 正・小林義雄,1993,木の名の由来,214-216,281pp,東書選書
牧野富太郎,1961,牧野新日本植物図鑑,1060pp,北隆館
木の情報発信基地 中川木材産業株式会社 HP 新木偏百樹 とねりこ
http://wood100.net/newmoku59.html 2017/08/11閲覧

posted by Satoshi SONDA@ARCS at 19:40| Comment(0) | 葉っぱだより